スピアーズ、えどりく無敗継続&プレーオフ一番乗り ~リーグワン~

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 28日、「NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2025-26」第13節が東京・スピアーズえどりくフィールドで行なわれ、2位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイが6位の東芝ブレイブルーパス東京を51-7で破った。ボーナスポイントを加えた勝ち点5を獲得したスピアーズは、6位以上を確定し、プレーオフ進出決定。キックオフ時刻の関係でプレーオフ進出一番乗りとなった。試合前時点で首位の埼玉パナソニックワイルドナイツは東京サントリーサンゴリアスに勝利したものの、スピアーズが勝ち点で1上回り、順位が入れ替わった。ワイルドナイツと静岡ブルーレヴズを下した3位のコベルコ神戸スティーラーズも上位6位以内が確定。プレーオフ進出が決まった。

 
 昨季のプレーオフ決勝カードは、両軍の現状を表すかたちとなった。
 
 どちらも連敗ストップに燃える試合だった。スピアーズはプレーオフ決勝を含め対ブレイブルーパス戦5連敗中。直近の対戦では終了間際に逆転を許し、20-24で屈した。対するリーグワン2連覇中のブレイブルーパスは試合前時点で6連敗と苦しんでいた。
 
 試合の入り、圧力をかけて敵陣に攻め込んだのはブレイブルーパスだった。しかし、22mライン付近のラインアウトをキープできないなど決定力に欠いた。逆に言えばスピアーズがトライエリアを割らさずに耐えた。
 
 フラン・ルディケHCは試合後、「自陣22mに入られてからのディフェンス、そしてターンオーバーが相手のエネルギーを奪った」と振り返ったように、結果的にこの攻防が両軍の命運を分けた。
 
 16分、ラインアウトを起点に敵陣内でボールを繋ぎ、SOバーナード・フォーリーが仕留めた。21分にはラインアウトから最後はLOルアン・ボタが手を伸ばしてフィニッシュ。いずれもフォーリーがコンバージョンキックを決めた。
 
 25分に1トライ1ゴールを返されたが、フォーリーのPGで17-7と10点リードしてハーフタイムを迎えた。
 
 後半最初のスコアもスピアーズ。4分、ボールを持ったPRオペティ・ヘルが重戦車の如く相手をなぎ倒していく。ハンドオフ、ステップで3人かわすと、最後は掴まってきた相手を強引に振りほどくかたちで、トライエリア右にねじ込んだ。フォーリーがコンバージョンキックを決め、リードをさらに広げた。
 
 勢いに乗るスピアーズは敵陣でのスクラムでペナルティーを獲得し、フォーリーがPGを決めた。さらにFBショーン・スティーブンソン、CTBリカス・プレトリアス、WTB根塚洸雅にもトライが飛び出した。守ってはブレイブルーパスに対し、後半ノートライに抑え、51-7と大勝した。えどりくで公式戦連続無敗記録は28に伸びた。
 
 スピアーズのHC、選手が強調したのが、この1週間の準備だ。「今週はBL東京戦への準備がチームとしてすごく良かったです。前回よりさらに良くするためには、本当に一日一日の準備が大事でした。自分たちのプロセスやシステムをしっかり信じて練習でしっかり取り組み、結果に繋がった」と、キャプテンのNo.8マキシファウルア。スティーブンソンも「今日の試合で、私たちのマインドセットは明らかに前回よりもずっと良かった。今週の準備も非常にうまくいきました」と胸を張った。
 

 PR紙森陽太は「東芝さんのアタック、ディフェンスをシェルパーズ(ノンメンバーの呼称)がコピーしてくれて、その精度が高かった。おかげで僕たちは東芝をイメージした練習をできた」と語った。攻守に渡る活躍を見せた根塚は「先週の試合でいい勝ち方はできましたが、ディフェンス面のスタッツが悪かった。もう1回見直そうと話し合った。ちょっと意識づけの歯車が合ってきたのが今週のいいところ」と振り返った。

 

(文・写真/杉浦泰介)
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