ラジャ元女王パヤーフォン、宮本芽依を圧倒 ~RISE~

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 26日、キックボクシングイベント『RISE197』が東京・後楽園ホールで行なわれた。メインはRISEQUEENミニフライ級女王の宮本芽依(KRAZY BEE)が、初代ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級王者のパヤーフォン・バンチャメーク(タイ)に判定で敗れ、プロ初黒星を喫した。RISE QUEENアトム級ランカー対決は8位の桃花シンデレラ(山口道場)が3位の辻井和花(BRING IT ONパラエストラAKK)を延長判定で下し、デビューからの連勝を6に伸ばした。そのほかライト級王座決定戦は、塩川琉斗(TOP STAR GYM)が奥山雅仁(OISHI GYM)を延長判定の末に破り、新王者となった。

 

 初代K-1 WORLD GP女子アトム級、初代ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級、WPMF世界女子ピン級など数々のベルト、タイトルを獲ってきたパヤーフォンが強者ぶりを遺憾なく発揮した。23歳と若いが、プロキャリアは50戦以上。対する宮本の8倍近い。1ラウンドから優勢に試合を進めた。

 

 前蹴り、左ミドルなどで宮本に距離を掴ませない。宮本にコーナーに追い詰められたかにも思われたが、右のキックで突き飛ばすようにダウンを奪った。2ラウンドも相手に決定打を与えず、リードすると3ラウンドにはカウンターの右ストレートで2度目のダウンを奪った。判定は3対0でパヤーフォン。

 

 試合後のバックステージも対照的だった。パヤーフォンは傷ひとつない綺麗な顔で「緊張していましたが始まって30秒でリラックスできました。宮本選手は巧い選手だと思いましたが、経験値が私と違うし、彼女は私と出会っていなかったから王者になれたのだと思う。タイトルマッチでの再戦があれば光栄ですし、ベルトをタイへ持ち帰りたいと思います」と話した。

 

 一方、腫れが目立つ宮本も「私もタイトル戦でいい。そこでやり返します」とリベンジを誓う。伊藤隆代表は「宮本にダメージがあると思う。目も腫れていたので、良きタイミングでダイレクトリマッチを組みたい。夏以降になるんじゃないですかね」と見通しを語った。

 

(文・写真/杉浦泰介)

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