男100mは世界陸上東京大会二冠のライルズ(アメリカ)が9秒95で優勝 日本人トップは桐生 ~セイコーゴールデンGP~
17日、WA(世界陸上競技連盟)のコンチネンタルツアー「セイコーゴールデングランプリ」(ゴールデンGP)が東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で行なわれた。男子100mは昨年の世界陸上東京大会二冠(200m&4×100mリレー)で同種目銅メダリストのノア・ライルズ(アメリカ)が9秒95(追い風0.6m)で優勝。日本人トップは4位の桐生祥秀(日本生命)で10秒15(同)だった。女子やり投げは、パリオリンピック金メダリストの北口榛花(JAL)が60m36で5位。優勝は61m57でリーマ・オタバー(バハマ)。日本人トップは61m40をマークした上田百寧(ゼンリン)が2位に入った。男子110mハードルは阿部竜希(エターナルホスピタリティーグループ)が13秒26(向かい風0.2m)で制した。

(写真提供:日本陸上競技連盟)
昨年の世界陸上で東京を沸かせたライルズが、2万4000人を超える観客の前でトップスプリンターであることを証明した。
この日のメインレースとなった男子100m。ライルズのほか、9秒96の自己ベストを持つマーセラス・ムーア(アメリカ)ら海外勢4人。日本勢は山縣亮太(セイコー)、桐生、小池祐貴(住友電工)の自己ベスト9秒台トリオに加え、ベテランの飯塚翔太(ミズノ)、若手の守祐陽(渡辺パイプ)の5人がスタートラインに並んだ。
ライルズがスタート前に高く跳ね上がるルーティンを見せるたびに観客はどよめいた。しかし、スタートで速く動いでしまい、やり直し。選手に非はないということで、グリーンカードが提示された。 仕切り直しとなったスタート。ライルズはやや遅れた。
序盤は好スタートを切った桐生が先行したが、ライルズがグングン加速し、追いつき、追い越した。ライルズはそのまま1着でフィニッシュ。世界選手権短距離3種目で表彰台、パリオリンピック100m王者の意地を見せた。
桐生は終盤、テイト・テイラー(アメリカ)とジェイク・オデイ=ジョーダン(イギリス)の18歳コンビに抜かれ、4着だった。
(文/杉浦泰介)