第24回「40歳から出場可能な理由」 ~JLPGAレジェンズチャンピオンシップ明治安田カップ~
「ひとに健康を、まちに元気を。」をコンセプトに、社会貢献活動を展開している明治安田生命保険相互会社(以下、明治安田)とのタイアップ企画です。

「スムーズな競技復帰」
レジェンズツアー唯一の公式戦となる『JLPGAレジェンズチャンピオンシップ明治安田カップ』が6月10日から13日にかけて、静岡県伊東市内にある川奈ホテルゴルフコース・富士コースで行なわれました。前田陽子選手が通算1アンダーを記録し、大会を制しました。2位は通算3オーバーでディフェンディングチャンピオンの李知姫選手。最終日スタート時点で首位だった佐藤靖子選手は通算7オーバーの5位タイでフィニッシュ。欧州ツアーで最多の45勝を誇るローラ・デービース選手(英国)は2日目終了時点で、通算17オーバーの85位で予選落ちでした。
レジェンズツアーは通常、45歳以上の女子プロ選手に出場資格があります。しかし、明治安田カップに限り、昨年同様、出場年齢が40歳まで引き下げられました。年齢によりティー設定が異なる(40歳~49歳=6235ヤード、50歳~59歳=6125ヤード、60歳以上=5745ヤード)レギュレーションで行われました。

明治安田・根岸秋男会長は「40歳から出場可能にした点は、弊社が1番こだわっている」と前置きし、こう説明しました。
「たとえば子育てをしながら、競技に復帰する選手のことを考えると、(レジェンズツアーへの参加資格が)45歳以上ではなく、40歳から出場可能にした方が、スムーズに競技復帰ができるのではないか、と考えています」
最終日スタート時点で首位発進の佐藤選手は3アンダー、2位の前田選手は1オーバー、4打差でした。
佐藤選手は前半から、スコアを崩しました。1番ホールでボギーを叩くと、6、7、8番ホールと3連続ボギー。試合を優位に進めることができません。
一方、単独2位ながら1オーバーで発進した前田選手。「4打差でのスタートだったので、(スタート時は)優勝は意識していませんでした」。前半の3番ホールでバーディーを記録しました。
ギャラリーへのサービス
「耐えるゴルフに徹底していた」と話す前田選手ですが、後半からギアをあげました。10、11、12番で3連続バーディーを奪いました。以降、15番と17番でスコアを1つずつ落としたものの、終わってみれば大会唯一のアンダーパーとなる通算1アンダーを記録しました。
好調の前田選手と対照的に、佐藤選手は後半も立て直しができませんでした。3ボギーと1つのトリプルボギーを叩いてしまい、7オーバーでフィニッシュしました。
女王に輝いた前田選手は、最終日をこう振り返りました。
「自分はパターとショットで左にひっかけるミスが多かったですが、今日はそのミスが少なくリズムよくクラブを振れたことが良かったです。いまのコーチとは組んで5~6年経ちます。スイング改善など、いままで頑張ってきたことが今日の優勝につながったと思います」
以下は明治安田・根岸秋男会長の総括です。
「4日間の大会はかなりタフです。選手の皆さんが存分に力を発揮して、素晴らしい舞台である川奈ゴルフコースで、スポーツの魅力を観ている人々に伝えてくれました」

選手たちが熱い戦いを繰り広げる中、明治安田は4日間で計2818人のギャラリーを迎えました。ギャラリーたちは、女子ゴルフ版のオリジナルベースボールシャツを着用して選手たちを応援しました。根岸会長は「オリジナルベースボールシャツは、上から(Tシャツのように)着るのではなく、ボタンによる前開きが女性に大変、好評なので作りました。背中には弊社所属のプロ5名のイラストが印刷してあります」と語りました。

その他、明治安田は18番ホールに隣接する広場に健康チェックブース(肌測定、血管年齢測定など)やスイングチェックブース、地元自治体による自治体紹介ブースを出展し、ギャラリーを楽しませました。
ステップ・アップツアー、JLPGAツアー、レジェンズツアーのすべてのツアーカテゴリーを応援する明治安田。根岸会長はこう締めくくりました。
「我々がゴルフの大会を応援することで、ゴルフファンの皆さんの健康増進に貢献ができると考えています。これからも、みなさんの地元が元気になるような仕掛けを作っていきたい。生涯スポーツであるゴルフの力をフルに活用し、全国各地を応援したいと思っています」

(文・写真/大木雄貴)