車椅子バスケットボールのクラブチーム日本一を決める第37回日本車椅子バスケットボール選手権大会が5月2日〜4日の3日間、東京体育館(東京都渋谷区)で開催される。9月に北京パラリンピックを控え、車椅子バスケットボールへの注目も高まる中、直に迫力あるプレーを見られる絶好の機会だ。入場料は無料。この機会に一度会場に足を運び、車椅子バスケットボールのおもしろさを存分に味わってみてはいかがだろうか。
「車椅子バスケットボール」とは文字通り車椅子で行なうバスケットボールのこと。車椅子でプレーするために定められたルール以外は、コートの大きさや高さ、ボールの大きさ等、すべて一般のバスケットボールと同じである。車椅子ならではの激しいぶつかり合いやスピード感あふれる動きなど、迫力あふれるプレーが魅力だ。

 今大会には全国10ブロック(89チーム)の予選を勝ち抜いた、北海道から沖縄まで全国各地の精鋭20チームが出場する。昨年の覇者で4連覇を目指す千葉ホークス(千葉)をはじめ、前大会で初の決勝進出を果たしたNO EXCUSE(東京)、前大会準決勝2点差で涙をのんだ宮城MAX(宮城)、前回4位の清水M.S.T(兵庫)など、強豪チームが勢ぞろいする。若手の成長が著しい富山県WBC(富山)や、過去4連覇の実績を持つ古豪・ワールドBBC(愛知)の動向にも注目だ。

 5月4日のエキシビションでは、今年9月に行われる北京パラリンピックの日本代表選手が発表される。前回アテネ大会で8位入賞を果たした日本男子チーム。北京では更なる躍進が期待される。また、子どもが参加できる体験講座では車椅子バスケットボールの魅力を体感することができる。
 尚、今大会は「スカイパーフェクTV!」で準決勝の一部および決勝の模様が生中継で放映される。

 一年に一度の車椅子バスケットボール最高峰決定戦。ハイレベルな戦いを制し、日本一に輝くのはどのチームか。今年も選手たちの熱い闘志あふれるプレーから目が離せない。


 〜内閣総理大臣杯争奪 第37回日本車椅子バスケットボール選手権大会〜
<日時>
5月2日(金) 第1試合(18:40〜)
  3日(土) 第2〜第5試合(11:30〜)
  4日(日) 準決勝(9:50〜)
        エキシビション(11:30〜)
        3位決定戦(12:40〜)
        決勝戦(14:40〜)
※車椅子バスケットボール体験講座は5月4日に開催

<会場>東京体育館(渋谷区千駄ヶ谷1-17-1) 入場無料
<主催>日本車椅子バスケットボール連盟

※詳細は日本車椅子バスケットボール連盟のHPでご確認下さい。>>こちら