四国・九州アイランドリーグ選抜チームが28日、福岡に遠征し、ヤフードームで福岡ソフトバンク（２軍）と交流試合を行った。リーグ選抜は初回、真輝（高知）のタイムリーで先制すると、６回に１点、７回にも國信貴裕（福岡）、洋輔（香川）の連打で３点を加え、５−１で快勝した。

　これでリーグ選抜は６月３日、４日の四国での対戦を含め、対ソフトバンク３連勝。投げては７投手の継投で、ソフトバンク打線をソロ本塁打による１点のみに抑えた。３番手で登板した酒井大介（長崎）が２回無失点、８回のピンチでリリーフしたキム・ムヨン（福岡）が３つの三振を奪って好内容をみせた。29日は雁の巣球場に場所を移して12時30分から同カードが行われる。

　２ケタ安打で対ソフトバンク３連勝（ヤフードーム）
アイランドリーグ選抜　　 ５　＝　１００００１３００
福岡ソフトバンク（２軍）　１　＝　０００００００１０　
[ソ]　スタンドリッジ−大田原−星野
[ア]　ケリー（高）−塚本（香）−酒井（長）−西川（高）−高木（愛）−宇都宮（愛）−キム（福）
本塁打　　　 （ソ）仲澤ソロ

＜ロッテ・角中（元高知）、１軍復帰＞

　高知ファイティングドッグスから千葉ロッテに入団した角中勝也外野手が27日、今季２度目の１軍出場選手登録を果たした。４月に１軍昇格していた角中は４月16日の東北楽天戦でNPB初ホーマーをマーク。ところが、以降ヒットが出ず、７試合で13打数１安打、打率.077の成績で５月に２軍落ちしていた。
　28日の埼玉西武戦では、最終回に代打で復帰後初出場。正津英志と対戦したが、初球の変化球を叩いてセカンドゴロに倒れた。

　ファームでは、ここまで31試合に出場して打率.225と調子は上がっていないが、17四球を選び、出塁率が.344と高い。まずは守備固めや代走での出場になるとみられるが、限られたチャンスをモノにして、今度こそ１軍定着を図りたいところだ。


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