J1のガンバ大阪は、OA枠で北京五輪代表に招集が予定されていた遠藤保仁(28)の参加辞退を発表した。遠藤は2日から発熱と体調不良を訴え検査入院していた。検査の結果、「ウイルス感染症」と診断され、現在も西宮市内の病院に入院している。
 今回の五輪代表をめぐっては、大久保嘉人(神戸)をOA枠で起用する方針もあったが、クラブ側の要望で実現しなかった経緯がある。遠藤の辞退を受け、OA枠を利用せず、U−23のメンバーのみで本大会を戦う可能性が一層高くなった。

 北京五輪に出場する選手18名は、来週14日(月)に発表される。