9日に行われた北京五輪重量挙げ女子48キロ級で、日本の三宅宏実(アセット・マネジャーズ)はスナッチ80キロ、クリーン&ジャーク105キロ、トータル185キロで6位となり、1968年メキシコ大会銅メダルの父・義行氏との親子メダル獲得はならなかった。
 同級の大城みさきはスナッチで80キロ、クリーン&ジャーク92キロのトータル172キロで8位に入った。
 昨年世界選手権覇者の陳燮霞(中国)が、スナッチ95キロ、クリーン&ジャーク117キロ、トータル212キロの五輪新記録で金メダルを獲得。2位はトータル199キロでセビル・オズカン(トルコ)、3位は同196キロで葦綾陳(台湾)が入った。

 日本人メダル獲得第1号を目指した三宅は、スナッチの80キロを試技1回目に成功したが、82キロは2回の試技を失敗、スナッチ終了時点で6位につけた。
 得意とするクリーン&ジャークで巻き返したいところだったが、1回目の試技で105キロに成功した後、自己記録タイとなる110キロの試技を2回失敗し、トータル185キロに終わった。