植田ジャパン、黒星スタート 〜男子バレー1次予選〜
10日、男子バレーボール1次リーグ予選第1戦で日本はアテネ五輪銀メダリストのイタリアと対戦した。イタリアの高い壁に阻まれ、力を出し切れずに2セット連続で奪われた日本だったが、第3セットはサーブで崩し、競り勝つ。だが、第4セットは再びイタリアのブロックシフトにつかまり、16年ぶりの五輪の舞台で白星発進とはならなかった。
イタリア 3−1 日本
(25−19、25−18、23−25、25−17)
1992年のバルセロナ大会以来の五輪の舞台に戻ってきた日本男子。植田辰哉監督はセッターに朝長孝介を起用し、センター線を使って世界屈指のイタリアのブロックシフト崩しを狙う。
しかし、その朝長とアタッカー陣のタイミングが合わず、逆にイタリアのブロックにつかまる。途中、セッターを宇佐美大輔に代える場面もあったが、攻略までにはいたらず。第1、2セットを簡単に奪われる。
だが、第3セットは日本が意地を見せた。それまで入っていなかったサーブが決まり、イタリアのレシーブを崩し、連続ポイントを奪う。第2セット途中から出場したスーパーエースの清水邦広の強烈なスパイクなどが決まり、24−20でセットポイントを迎えた。
ところが、ここからイタリアが3連続ポイントを取り、1点差に迫られる。一瞬、ゲームポイントを迎えながらまさかに大逆転負けを喫した昨年の世界最終予選での悪夢が脳裏をよぎった。だが、日本は同じ失敗は繰り返さなかった。最後は清水が勢いそのままに得意のバックアタックを決め、日本が1セットを奪い返した。
しかし、第4セットは再びイタリアペースとなった。日本はキャプテンのWS荻野正二がチームを鼓舞するも、力及ばず。結局このセットを失い、植田ジャパンは黒星スタートとなった。12日の第2戦ではブルガリアと対戦する。
イタリア 3−1 日本
(25−19、25−18、23−25、25−17)
1992年のバルセロナ大会以来の五輪の舞台に戻ってきた日本男子。植田辰哉監督はセッターに朝長孝介を起用し、センター線を使って世界屈指のイタリアのブロックシフト崩しを狙う。
しかし、その朝長とアタッカー陣のタイミングが合わず、逆にイタリアのブロックにつかまる。途中、セッターを宇佐美大輔に代える場面もあったが、攻略までにはいたらず。第1、2セットを簡単に奪われる。
だが、第3セットは日本が意地を見せた。それまで入っていなかったサーブが決まり、イタリアのレシーブを崩し、連続ポイントを奪う。第2セット途中から出場したスーパーエースの清水邦広の強烈なスパイクなどが決まり、24−20でセットポイントを迎えた。
ところが、ここからイタリアが3連続ポイントを取り、1点差に迫られる。一瞬、ゲームポイントを迎えながらまさかに大逆転負けを喫した昨年の世界最終予選での悪夢が脳裏をよぎった。だが、日本は同じ失敗は繰り返さなかった。最後は清水が勢いそのままに得意のバックアタックを決め、日本が1セットを奪い返した。
しかし、第4セットは再びイタリアペースとなった。日本はキャプテンのWS荻野正二がチームを鼓舞するも、力及ばず。結局このセットを失い、植田ジャパンは黒星スタートとなった。12日の第2戦ではブルガリアと対戦する。