ソフトボールの1次リーグ第2戦が行われ、日本は台湾を2−1で破って、連勝をおさめた。日本は馬渕智子の2試合連続ホームランなどで2点を奪い、先発の坂井寛子が台湾の反撃を1点にしのいで完投した。
◇1次リーグ
 馬渕、2戦連続の先制弾
日本代表     2 = 0001100
台湾代表     1 = 0000001
勝利投手 坂井
敗戦投手 頼
本塁打   (日)馬渕ソロ

 日本は格下とも呼べる相手に苦戦した。初回の1死満塁の好機を生かせず、3回は1死2塁から山田恵里のライナーがショートの正面を突き、チャンスを逃す。

 イヤなムードを振り払ったのが4番の一発だった。4回、馬渕が初戦のオーストラリア戦に続く先制ソロを放つ。続く4回には山田がライト前にタイムリーを放って1点を追加した。しかし、以降はランナーを出しながら無得点。攻撃には課題が残った。

 先発のベテラン坂井は得意球のシュートを効果的に使って、相手打線を牛耳る。最終回にタイムリーを打たれたものの、最後まで投げきって白星を引き寄せた。日本は14日の第3戦でオランダと対戦する。