15日、女子バレーボール1次リーグ予選第4戦で日本は強敵・キューバと対戦。既に決勝トーナメント進出を決めているキューバに終始圧倒された日本は、1セットも奪うことができずストレート負けを喫した。

キューバ 3−0 日本
(25−17、25−22、25−22)
 勝てば決勝トーナメント進出がほぼ決定する大一番の試合だったが、日本は第1セットからキューバのパワーに押される。2−2から6連続失点を喫すると、中盤にも4連続失点を喫し、徐々に点差が広がっていった。特に若きエースのカルデロンのスパイクを止めることができず、日本は大苦戦。第1セットを17−25で落とした。

 第2セットは互いに一歩も譲らない一進一退の攻防が終盤まで続いた。しかし、最後はキューバに3連続ポイントを奪われ、日本は窮地に立たされた。

 なんとか一矢報いたい日本。第3セットはサイドアウトの奪いあいとなり、1点差を争う接戦となった。終盤にはWS高橋みゆきがわずか一枚でこの試合初めてとなるブロックポイントを奪うなど、日本は4連続ポイントで20−19とようやく逆転に成功した。一気に攻めたい日本だったが、キューバの勢いを止められず。結局、このセットも惜しくも落とし、2敗目を喫した。

 通算成績を2勝2敗とした日本は、第5戦で同じく2勝2敗の中国と対戦する。この試合で勝った方が、3位が確定し、決勝トーナメント進出が決まる大一番。メダルを獲得を目指す柳本ジャパンにとって、最大の正念場となる。