ソフトボールの1次リーグ第5戦が行われ、日本は地元の中国と対戦した。日本は3回に佐藤理恵の3ランで先制。追加点は奪えなかったがエースの上野由岐子が6回を無失点に抑え、3−0で勝利した。
◇1次リーグ
 上野、坂井で完封リレー
日本代表     3 = 0030000
中国代表     0 = 0000000
勝利投手 上野
敗戦投手 呂
本塁打   (日)佐藤3ラン

 完全アウェーの中、五輪でここまで負けなしの中国に勝利。完璧な内容とは言えないまでも、前日の米国戦でのコールド負けのショックをふりはらう白星だった。

 先発の上野は5安打を浴びる苦しい内容ながら、6三振を奪い、要所を締めた。最終回を任された坂井寛子も1安打を打たれたが、危なげなく試合を締めくくった。7回で3併殺を奪い、バックも投手陣をもりたてた。

 打線は3回、四球と相手のエラーでもらったチャンスを逃さない。2死2、3塁で佐藤がライトスタンドに飛び込む3ラン。一気に試合の主導権を握った。ただ、初回の1死2、3塁のチャンスで先行できず、4回以降も得点をあげられなかったように攻撃面では課題の残るゲームだった。1次リーグの成績を4勝1敗とした日本は17日はベネズエラと対戦する。