メジャーリーグは1日、全日程を終えて同率首位で並んでいたア・リーグ中地区のシカゴ・ホワイトソックスとミネソタ・ツインズがワンデープレーオフを実施し、1−0でホワイトソックスが勝利した。ホワイトソックスは3年ぶり6回目の地区制覇で、3日からのディヴィジョンシリーズでは東地区優勝のタンパベイ・レイズと対戦する。
 レギュラーシーズンの最終戦に勝って、同率首位に立ったホワイトソックスは両チーム無得点で迎えた7回、ジム・トーミが貴重なソロアーチを放って先制する。この1点を今季11勝をマークした左腕のジョン・ダンクス、抑えのボビー・ジェンクスのリレーで守りきり、決戦を制した。

 これにより、今季のプレーオフ・ディビジョンシリーズの組み合わせはアメリカンリーグがロサンゼルス・エンゼルス(西地区優勝)−ボストン・レッドソックス(ワイルドカード)、レイズ−ホワイトソックス、ナショナルリーグがシカゴ・カブス(中地区優勝)−ロサンゼルス・ドジャース(西地区優勝)、フィラデルフィア・フィリーズ(東地区優勝)−ミルウォーキー・ブルワーズ(ワイルドカード)と決まった。

 レイズ−ホワイトソックスを除く3カードは2日からシリーズがスタートする。レッドソックスの松坂大輔は4日の第2戦、ドジャースの黒田博樹は5日の第3戦に先発登板が予定されている。