高知ファイティングドッグスは今季、最多勝(17勝)と最多奪三振(116個)の2冠に輝いた西川徹哉、最優秀防御率(1.05)と最多セーブ(22S)のタイトルを獲得した上里田光正の両投手と、リーグ初年度に首位打者となり、今季は一塁手のベストナインを受賞した林真輝外野手が退団すると発表した。いずれも本人の希望によるもの。西川は別の独立リーグで、上里田は社会人野球でNPBへの挑戦を続ける意向。真輝の進路は未定。

 また、徳島インディゴソックスはキャプテンの大二郎内野手ら7選手が退団すると発表した。チーム創設当初からチームの中心選手だった山口寛史内野手には球団が契約更新しないことを通告した。

 さらに香川オリーブガイナーズも、先のグランドチャンピオンシップでチームの日本一を決めるタイムリーを放った若林春樹内野手ら6選手の退団を発表した。リーグ初年度より在籍し、キャプテン経験もあるシン外野手には球団が契約更新しないことを通告した。

 今回、退団が発表された計17名のうち、リーグ所属が3年以上の選手は12人。長年、四国で夢を追い続けながら、そこに届かなかった選手たちにとっては、“けじめ”の意味合いが強い退団と言えそうだ。

香川オリーブガイナーズ
<投手>
 安達輝誠※(3年目) 18試合 0勝4敗、防御率4.97
 岡本健太※(2年目) 19試合 0勝2敗、防御率8.53
<捕手>
 山本遼太※(2年目) 16試合 打率.176、0本塁打、0打点
<内野手>
 若林春樹(3年目) 61試合 打率.208、1本塁打、14打点
 キム・キテ※(1年目) 40試合 打率.220、0本塁打、1打点
<外野手>
 シン※(4年目) 80試合 打率.247、1本塁打、22打点
 
高知ファイティングドッグス
<投手>
 西川徹哉(3年目) 32試合 17勝7敗1S、防御率1.46
 上里田光正(4年目) 54試合 0勝2敗22S、防御率1.05
<外野手>
 真輝(4年目) 80試合 打率.292、2本塁打、38打点
 堀聖治※(1年目) 22試合 打率.000、0本塁打、1打点

徳島インディゴソックス
<投手>
 安里渉(3年目) 30試合 3勝6敗、防御率3.25
<捕手>
 加藤光成※(3年目) 70試合 打率.232、0本塁打、14打点
<内野手>
 大二郎(4年目) 58試合 打率.247、0本塁打、16打点
 アティング(2年目) 72試合 打率.227、3本塁打、21打点
 山口寛史※(4年目) 73試合 打率.218、1本塁打、18打点
<外野手>
 小松崎大地(4年目) 80試合 打率.275、3本塁打、37打点
 金谷良太(4年目) 75試合 打率.216、1本塁打、20打点
※印は球団から契約更新しない旨を通告。成績は今季


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