読売ジャイアンツは、香川から07年に大学生・社会人ドラフト5巡目で入団した深沢和帆投手に戦力外通告を行ったと発表した。リーグ出身選手への戦力外通告は東京ヤクルト・伊藤秀範投手に続き、今シーズン2例目。

 速球を武器にセットアッパー役として期待されていた深沢だが、1年目はキャンプで脇腹を痛めて出遅れた。2軍で13試合の登板に終わり、ドミニカのウインターリーグに参加。ところが野球協約の関係で12月以降の登板を認められず、不本意なルーキーイヤーを終えた。

 2年目の今季はサイドスローへのフォーム改造を敢行。豪球派から技巧派への転向をはかろうとしたが、ファームでわずか7試合の登板にとどまった。10月のフェニックス・リーグでも韓国・斗山に2回3失点と精彩を欠き、チームが日本シリーズで盛り上がる中、寂しい通告となった。2年間で1軍昇格は果たせなかった。


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