四国・九州アイランドリーグは11月から神戸、高知、埼玉、福岡の4カ所で行われたトライアウトで特別合格となった16選手に加え、7日に福岡で行われた2次テストの最終合格者を決定し、入団交渉権を獲得するドラフト会議を行った。結果、22選手が指名を受けた。

 球団別の指名人数は最多が長崎の6名、最小が高知の2名。他は愛媛と福岡が3名ずつ、香川と徳島が4名ずつを指名した。最年少は高知会場で特別合格となり、徳島から指名を受けた香川龍己投手で17歳。最年長は野田ベースボールクラブに所属する恩田康夫捕手で26歳だった。愛媛を戦力外になり、トライアウトを受験していた中川慧陽外野手も合格し、長崎が指名した。

 今後、各球団は選手との入団交渉を行い、球団独自のトライアウトも実施しながら来季の陣容を確定させる。各チームの指名選手は以下の通り。

香川オリーブガイナーズ
<投手>
 杉尾拓郎(すぎお・たくろう) 左投左打、開新高−九州共立大、22歳
 山本晃太郎(やまもと・こうたろう) 左投左打、元石川高−東京経済大−横浜金港クラブ、22歳
<捕手>
 恩田康夫(おんだ・やすお) 右投右打、駿台学園高−帝京平成大−野田ベースボールクラブ、26歳
<内野>
 志佐大(しさ・まさる) 右投右打、宮崎日本大高−嘉麻市バーニングヒーローズ、18歳

愛媛マンダリンパイレーツ
<投手>
 能登原将(のとはら・しょう) 右投右打、戸畑商高−愛知産業大−西濃運輸、23歳
<内野>
 小林祐人(こばやし・ゆうと) 右投左打、埼玉栄高−山梨学院大、19歳
 寺嶋祐介(てらしま・ゆうすけ) 右投右打、膳所高−京都教育大−NAGOYA23、20歳

高知ファイティングドッグス
<投手>
 武田大輔(たけだ・だいすけ) 右投右打、伊野商高−阪南大、23歳 
 升田大助(ますだ・だいすけ) 右投右打、室戸高−三重中京大(中退)、22歳

福岡レッドワーブラーズ
<投手>
 中田卓宏(なかた・たかひろ) 右投左打、如水館高−広島経済大、21歳
 徳永雄哉(とくなが・ゆうや) 右投右打、小倉東高−愛媛大、23歳
<内野>
 大野武洋(おおの・たけひろ) 右投右打、帝京第三高−ウェルネス新潟専門学校、21歳

長崎セインツ
<投手>
 田中雄己(たなか・ゆうき) 右投右打、千葉明徳高−千葉商科大、20歳
 本田茂雄(ほんだ・しげお) 左投左打、西陵高−福岡大−親和銀行、23歳
 村越大豪(むらこし・だいごう) 右投右打、秋田工高−名古屋商科大(中退)、19歳
<内野>
 松井宏次(まつい・こうじ) 右投右打、磐田農高−東海大−きらやか銀行−NAGOYA23、24歳
<外野>
 中川慧陽(なかがわ・けいよう) 左投左打、宮崎日本大高−広島経済大(中退)−プロ育成野球専門学校−愛媛マンダリンパイレーツ、22歳
 森正輝(もり・まさき) 右投右打、佐賀商高−関東学院大、22歳

徳島インディゴソックス
<投手>
 香川龍己(かがわ・りゅうき) 左投左打、琴平高(中退)、17歳
<内野>
 岡崎稔弘(おかざき・としひろ) 右投左打、豊浦高、19歳
<外野>
 猪澤海(いざわ・うみ) 右投右打、翔南高−関西メディカルスポーツ学院、20歳
 神谷厚毅(かみや・こうき) 右投左打、杜若高−名城大、22歳


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