東京体育館で行われている卓球全日本選手権は17日、男女ダブルスの決勝が行われ、女子は平野早矢香(ミキハウス)、石川佳純(ミキハウスJSC)組が昨年優勝の福原愛(ANA)、照井萌美(早稲田大学)組を破り初優勝。男子は水谷隼(明治大学)、岸川聖也(スヴェンソン)組が大会3連覇を飾った。また男子シングルス5回戦に登場した松下浩二(グランプリ大阪)は上田仁(青森山田高校)に3−4で敗れ、長年日本卓球界のパイオニアとして活躍してきた現役生活に幕を下した。
(写真:水谷は苦しみながらもベスト4入り)
 女子シングルスでは福原、平野らが順当にベスト8入り、男子シングルスでは準々決勝で、ダブルスではペアを組む水谷と岸川が激突、ゲームカウント4−3で水谷が競り勝ち、準決勝へ駒を進めた。また、五輪代表の韓陽(東京アート)が6回戦で大矢英俊(青森大学)に敗れ、大会から姿を消した。

 大会最終日となる明日は、男子シングルス準決勝と決勝、女子は準々決勝から決勝が行われる。