4月11日(土)

 11日、BCリーグの3年目のシーズンが開幕した。昨季、初優勝し連覇を狙う富山は福井と対戦。阪神に入団した野原に代わって4番に座った町田が初回に先制3ランを放つと、その後も着々と追加点を挙げた。投げてはエースの小山内が7安打を打たれながらも6回を1失点に抑えた。福井も10安打を放ち終盤には粘りを見せたが、追いつくことができず。富山が2年ぶりに開幕白星を飾った。手に汗握る投手戦となったのは新潟、石川戦。新潟・伊藤、石川・南の両先発陣がほぼ完璧なピッチングを披露した。しかし、南は3回に新潟の隼人に一発を打たれ1点を失い、結局それが決勝点となった。投打がかみ合い、快勝したのは群馬。1−1の同点で迎えた6回、暴投と川村のタイムリーで2点を勝ち越すと、7回には主砲・井野口がダメ押しの3ランで引き離し、試合を決めた。
 富山、14安打の猛攻で打撃戦制す(富山1勝0敗、県営富山野球場、2,438人)
福井ミラクルエレファンツ   4 = 000001012
富山サンダーバーズ      9 = 30101202×
勝利投手 小山内(1勝0敗)
敗戦投手 前田(0勝1敗)
本塁打  (富)町田1号3ラン

 伊藤、5安打完封(新潟1勝0敗、悠久山野球場、2,521人)
石川ミリオンスターズ    0 = 000000000
新潟アルビレックスBC   1 = 00100000×
勝利投手 伊藤(1勝0敗)
敗戦投手 南(0勝1敗)
本塁打  (新)隼人1号ソロ

 越川、6回1失点の好投(群馬1勝0敗、上毛新聞敷島球場、3,419人)
信濃グランセローズ       1 = 000100000
群馬ダイヤモンドペガサス   7 = 00100231×
勝利投手 越川(1勝0敗)
敗戦投手 高田(0勝1敗)
本塁打  (信)込山1号ソロ
       (群)井野口1号3ラン