◇9月26日(土)
 女房役の飯田、先制タイムリー(高知1勝、高知、627人)
長崎セインツ          1 = 000010000
高知ファイティングドッグス 5 = 03002000× 
勝利投手 吉川(1勝0敗)
敗戦投手 酒井(0勝1敗)
本塁打   (高)古卿1号2ラン
 高知が後期を優勝した勢いのまま、前期覇者の長崎を下し、初戦を制した。大事な第1戦とあって、両先発は各チームの勝ち頭。高知は今季14勝で最多勝に輝いた吉川岳、長崎は12勝の酒井大介がマウンドに上がった。

 長崎は初回、2回とヒットで走者を出すものの、いずれも併殺でチャンスをつぶし、主導権を奪えない。すると2回裏、高知は1死2、3塁から8番・飯田一弥がレフト前へ先制のタイムリー。9番・流大輔も続き、5安打を集中して3点を先取した。

 一方の長崎は3回も2死満塁、4回も1死1、3塁と吉川を攻め立てたが、あと1本が出ず、苦しい展開。それでも5回にようやく水口大地のタイムリーが飛び出し、1点を返した。だが、直後に酒井が古卿大知に2ランを浴び、1−5。高知が完全に試合の流れをつかんだ。

 吉川は徐々に調子を取り戻し、9安打を許しながらも失点はわずかに1。126球を投げて完投勝利をおさめた。過去のリーグチャンピオンシップでは初戦を制したチームがすべて年間王者になっており、高知には大きな1勝となった。長崎は序盤の拙攻と、エース酒井の不調がすべてだった

<9月27日(日)の予定> ( )内は予告先発 
第2戦 高知球場 高知(伊代野)−長崎(土田) 12時

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 9月30日(水)まで
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