愛媛マンダリンパイレーツは昨季の前期MVPで長崎セインツの末次峰明外野手が移籍したと発表した。末次は昨季、BCリーグの新潟アルビレックスBCより長崎入りし、和製大砲として活躍。80試合で打率.348(リーグ3位)、16本塁打(2位)、69打点(2位)の好成績を残した。愛媛は昨オフ、大島慎伍、檜垣浩太ら主力打者が退団しており、打線の軸として期待がもてそうだ。
 また、愛媛は独自のトライアウトで7選手の獲得を発表した。うち4選手は昨季、関西独立リーグでプレー。11勝をあげ、大阪ゴールドビリケーンズの前後期制覇に貢献した岸敬祐投手、神戸9クルーズの主砲・武田陽介らが入団する。また春日部共栄高時代に甲子園に出場し、田中将大(現東北楽天)、山口俊(現横浜)らと全日本高校選抜に選出経験も持つ鶴岡賢二郎捕手も愛媛入りが決まった。
 なお、高知ファイティングドッグスも独自のトライアウトにより1投手が入団する。今回、発表された新人選手は以下の通り。

愛媛マンダリンパイレーツ
 末次峰明(すえつぐ・たかあき) 外野手、右投左打、柳川高−中央大−岩手21赤べこ野球軍団−新潟アルビレックスBC−長崎セインツ、25歳
 岸敬祐(きし・けいすけ) 投手、左投左打、関西学院高−関西学院大−大阪ゴールドビリケーンズ、22歳
 鶴岡賢二郎(つるおか・けんじろう) 捕手、右投右打、春日部共栄高−日本体育大、22歳
 小野真悟(おの・しんご) 内野手、右投左打、東海大仰星高−八戸大学(中退)−新潟アルビレックスBC−石川ミリオンスターズ−神戸9クルーズ、25歳
 武田陽介(たけだ・ようすけ) 内野手、右投左打、神戸弘陵高−大阪学院大(中退)−西濃運輸−神戸9クルーズ
 大堂雄也(だいどう・ゆうや) 内野手、左投左打、江の川高−立命館大、22歳
 金城直仁(きんじょう・なおひと) 内野手、右投右打、普天間高−神奈川大−徳島インディゴソックス−神戸9クルーズ、25歳
 中山修一(なかやま・しゅういち) 投手、右投右打、東海第二高、18歳

高知ファイティングドッグス
 山崎慎一郎(やまさき・しんいちろう) 投手、右投右打、希望が丘高−福岡オーシャンズ9、19歳