2日、女子バレーボール世界選手権1次ラウンド第4戦が行われ、日本はコスタリカと対戦した。第1セットからサーブで相手を圧倒した日本は最後まで気を緩めることなく、ストレート勝ち。わずか1時間でコスタリカに快勝した。
(写真:キャプテンとしてチームを牽引する荒木)

日本 3−0 コスタリカ
(25−9、25−13、25−8)
 第1セット、S竹下佳江のサーブでポイントを連取した日本は、WS木村沙織のサーブで9連続ポイントを奪い、12−1とコスタリカを翻弄する。一方、コスタリカは日本のサーブに苦戦。さらにスパイクも日本の壁を抜くことができず、ブロックの上を狙ったスパイクはことごとくラインを割った。逆に日本はこの試合スターティングメンバーに起用されたWS栗原恵やWS迫田さおりが次々とスパイクを決め、相手につけ入る隙を与えないまま第1セットを先取した。

 第2セットも日本は攻撃をの手を緩めることはなかった。センター陣のMB井上香織、MB荒木絵里香が速攻を決めれば、サイド陣も負けじと木村、迫田が強烈なバックアタックをコスタリカのコートに突き刺した。途中交代したWS江畑幸子もレフトからワンタッチ狙いのスパイクを決めると、竹下がブロックで相手のスパイクをシャットアウト。このセットも危なげなく、日本が奪った。

 第3セット、相手のミスでリードを奪った日本は序盤、WS山口舞がサイド、速攻と多彩な攻撃をしかけると、江畑がサーブエースを決めるなど、相手を圧倒する。コスタリカもなんとか反撃の糸口を見つけようとするも攻撃が単調となり、日本のブロックに阻まれたスパイクはことごとくコート外へと流れていった。

 結局、日本がアルジェリア戦に続いて、今大会2度目のストレート勝ち。開幕4連勝を飾った日本は、明日の第1次ラウンド最終戦でセルビアと対戦する。

(写真・斎藤寿子)