ロッテ、SKに完封勝ち 〜日韓クラブチャンピオンシップ〜

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 日本と韓国のプロ野球王者による日韓クラブチャンピオンシップが13日、東京ドームで行われ、日本シリーズ優勝の千葉ロッテが、韓国シリーズ優勝のSKワイバーンズを3−0で下し、昨年の巨人に続き、日本勢が連覇を果たした。

 ロッテ投手陣、3回以降はパーフェクト(東京ドーム)
SK        0 = 000000000
千葉ロッテ  3 = 02001000×
勝利投手 唐川
敗戦投手 門倉
セーブ   小林宏
本塁打   (ロ)今江ソロ
 参加した選手たちには「お疲れ様」と言いたくなるようなゲームだった。後半の6回以降は両チームともヒットはなし。国際試合にありがちな息詰まる投手戦というよりも、ただ淡々とイニングだけが過ぎ、試合が終わった。

 先発はロッテが唐川侑己、SKが元巨人の門倉健だった。門倉は08年に巨人を自由契約になった後、SKでのプレーは2シーズン目。今季は開幕投手を務め、14勝7敗、防御率3.22の成績で優勝に貢献した。

 しかし、ロッテ打線は、その立ち上がりを突く。初回、先頭の西岡剛がヒットで出塁。2番・清田育宏がヒットエンドランを成功させ、無死1、3塁のチャンスをつくる。その後、1死満塁と局面が変わり、5番・今江敏晃の当たりはセンターへ。ただ、これは野手の正面を突き、2塁走者の清田が飛び出して併殺となった。

 なおも2回、ロッテは2本の内野安打と四球で再び満塁の先制機を迎える。ここで初回に走塁ミスでチャンスをつぶした清田がバットで取り返した。落ちるボールを弾き返し、二遊間を抜けるタイムリー。ポストシーズンで名をあげたルーキーが、ここでも活躍をみせ、2点を先行した。門倉は結局、7安打を浴び、3回途中でKO。凱旋登板を飾れなかった。

 一方、ロッテ先発の唐川も初回、先頭打者にヒットを許してピンチを招くと、2回には2つの死球を与える不安定な内容だった。だが、3回以降は調子を取り戻し、3イニング連続の三者凡退。5回を無失点に抑えて、リリーフ陣にマウンドを譲った。

 ロッテはSK2番手左腕の全炳斗に対して走者を出しながら追加点が奪えなかったが、5回、先頭の今江がレフトへアーチを描く。3−0とリードが広がった。投げては6回以降、薮田安彦、内竜也、伊藤義弘とリレー。日本一に貢献した救援陣が相手打線を完璧に封じる。そして最終回はFAでのメジャーリーグ挑戦を表明している小林宏之が三者凡退で締めた。3回以降、SK打線はひとりの走者も出せなかった。

 だが、この結果は戦前からある程度、予想できた。SKは優勝に貢献したエースの金廣鉉を疲労で欠き、セットアッパーの鄭大ヒョン、レギュラー捕手の朴勍完ら6人の主力が韓国代表としてアジア大会に出場するため、参加できなかった。ロッテからも金泰均は同じく代表に選ばれ、欠場している。日本はプロが参加しないとはいえ、このような状況で試合を組むのは球場に足を運ぶファンにとっても失礼だ。

 来季は台湾でアジアシリーズを復活させる動きも出ている。元来、このアジアでのクラブ対抗戦の目的は、将来的な“リアル・ワールドシリーズ”につなげるためだったはず。このままでは単なるシーズン終了後の“おまけ”の興業になりかねない。
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