2010年の中央競馬ラストを飾る第55回有馬記念(G1・芝2500m)が26日、中山競馬場で行われ、単勝2番人気のヴィクトワールピサ(M・デムーロ騎手)が2分32秒6でレースを制した。
 スローペースで進んだレースは、向正面に差し掛かるあたりでヴィクトワールピサが先頭に立ちペースが上がる。一旦2番手に控えたヴィクトワールピサが直線入り口で再び先頭に立ち、そのまま短い直線を押し切るかと思われたが、1番人気のブエナビスタ(C・スミヨン騎手)が残り200mから猛追し、2頭がほぼ並んでゴール。写真判定の結果、内のヴィクトワールピサが1着、ブエナビスタは大外から素晴らしい末脚を見せたものの昨年の有馬記念に続き2着に終わった。

 ヴィクトワールピサは皐月賞に続きG?2勝目で、騎乗したデムーロ騎手は有馬記念初勝利。3着には14番人気のトゥザグローリー(C・ウィリアムズ騎手)が入った。

 払戻金は以下の通り。

▽単勝  (1) 840円
▽枠連  (1)−(4) 480円
▽馬連  (1)−(7) 550円
▽馬単  (1)−(7) 1,640円
▽3連複 (1)−(7)−(11) 11,610円
▽3連単 (1)−(7)−(11) 60,770円

*成績、払戻金などは必ず主催者発行のものをご確認ください。