今年の「DREAM」の最初の大会となった「DREAM JAPAN GP 〜2011バンタム級日本トーナメント〜」が29日、埼玉スーパーアリーナで開催された。新設されたバンタム級トーナメントが所英男(リバーサルジム武蔵小杉・所プラス)と今成正和(チーム・ローケン)が1回戦、準決勝と勝ち進み、決勝へコマを進めた。両者は初代日本王者の座をかけて、7月16日の次回大会(東京・有明コロシアム)で激突する。またライト級ワンマッチに出場した青木真也(パラエストラ東京)は経験豊富なリッチ・クレメンティ(米国)を圧倒。フェザー級ワンマッチでは36歳の宇野薫(UCS)が西浦“ウィッキー”聡生(STGY)を判定で下し、DREAMでは3年ぶりの勝利をおさめた。
 試合結果は以下の通り。

<第1試合> ※バンタム級トーナメント1回戦
〇山本篤(KRAZY BEE)
1R8分43秒 TKO(レフェリーストップ)
×中村優作(総合格闘技スタジオSTYLE)

<第2試合> ※バンタム級トーナメント1回戦
〇所英男(リバーサルジム武蔵小杉・所プラス)
2R23秒 TKO(タオル投入)
×前田吉朗(パンクラス稲垣組)

<第3試合> ※バンタム級トーナメント1回戦
〇今成正和(チーム・ローケン)
2R判定 3−0
×藤原敬典(秋本道場ジャングルジャンクション・チームZST)

<第4試合> ※バンタム級トーナメント1回戦
〇大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS)
2R判定 2−1
×大塚隆史(AACC)

<第5試合> ※フェザー級ワンマッチ
〇ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA)
2R判定 2−1
×石田光洋(T-BLOOD)

<第6試合> ※フェザー級ワンマッチ
〇リオン武(シューティングジム横浜)
1R6分51秒 TKO(レフェリーストップ)
×松本晃市郎(今田道場)

<第7試合> ※フェザー級ワンマッチ
〇宇野薫(UCS)
2R判定 3−0
×西浦“ウィッキー”聡生(STGY)

<第8試合> ※ライト級ワンマッチ
〇菊野克紀(ALLIANCE−SQUARE)
2R判定 3−0
×中村大介(U−FILE CAMP)

<第9試合> ※ライト級ワンマッチ
〇青木真也(パラエストラ東京)
2R2分17秒 フェイスロック
×リッチ・クレメンティ(米国/Team Voodoo)

<第10試合> ※バンタム級トーナメント準決勝
〇所英男
2R判定 2−1
×山本篤

<第11試合> ※バンタム級トーナメント準決勝
〇今成正和(チーム・ローケン)
2R58秒 アキレス腱固め
×大沢ケンジ