2011年の格闘技を締めくくる「元気ですか!! 大晦日!! 2011」が31日、さいたまスーパーアリーナで開催され、全17試合が行われた。メインイベントとなった“人類最強の男”エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル・スポーツクラブ)と北京五輪柔道金メダリスト・石井慧(アイダッシュ)の対戦はヒョードルがパンチで圧倒し、1R2分34秒KO勝ち。DREAMライト級タイトルマッチでは王者の青木真也(パラエストラ東京/Evolve MMA)が、同フェザー級タイトルマッチでは王者の高谷裕之(高谷軍団)が揃って勝利し、防衛に成功した。また同バンタム級世界トーナメントではビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/FIGHT TEAM BIBIANO)が優勝した。
 2年連続のMIXルール(1Rがキック、2RがDREAM)での試合に臨んだ長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)は菊野克紀(ALLIANCE)と対戦。1Rに得意の打撃戦でダウンを喫すると、2Rにはマウント状態から連打を浴び、TKO負けを喫した。
 試合結果は以下のとおり。

<第1試合> ※DREAMバンタム級世界トーナメントリザーブマッチ
〇ユサップ・サーデュラエフ(ロシア/Uflacker Academy)
1R42秒 TKO(レフェリーストップ)
×所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)

<第2試合> ※DREAMバンタム級世界トーナメント準決勝
〇アントニオ・バヌエロス(米国/ピット・ファイト・チーム)
2R判定 2−1
×今成正和(チーム・ローケン)

<第3試合> ※DREAMバンタム級世界トーナメント準決勝
〇ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/FIGHT TEAM BIBIANO)
2R判定 3−0
×ホドルフォ・マルケス・ディニス(ブラジル/ノヴァウニオン)

<第4試合> ※元気ですか!! キックボクシングルール
〇野杁正明(OISHI GYM)
3R判定 3−0
×園田顕悟(小比類巻道場)

<第5試合> ※元気ですか!! キックボクシングルール
〇久保優太(Fighting Kairos)
3R1分12秒 KO
×ニルス・ヴィーランド(スウェーデン/ブルーオーシャン・タイボクシング/ブラックハウス・チーム・ノゲイラ)

<第6試合> ※DREAMウェルター級
〇桜井“マッハ”速人(マッハ道場)
3R判定 3−0
×長南亮(Team M.A.D)

<第7試合> ※DREAMフェザー級
〇川尻達也(T-BLOOD)
2R4分54秒 川ちゃん固め(肩固め)
×宮田和幸(BRAVE)

<第8試合> ※女子総合ルール
〇藤井惠(AACC)
1R1分15秒 腕ひしぎ十字固め
×カルラ・ベニテス(ベネズエラ)

<第9試合> ※IGFルール
〇ジョシュ・バーネット(米国/CSW/パンクラス)
11分47秒 北斗ボム→片エビ固め
×鈴木秀樹

<第10試合> ※ライト級MIXルール
〇菊野克紀(ALLIANCE)
2R2分34秒 TKO(レフェリーストップ)
×長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)

<第11試合> ※DREAMバンタム級世界トーナメント決勝
〇ビビアーノ・フェルナンデス
1R1分11秒 TKO(レフェリーストップ)
×アントニオ・バヌエロス

<第12試合> ※IGFルール
〇ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)
2分57秒 レフェリーストップ
×ティム・シルビア(米国)

<第13試合> ※IGFルール 
〇藤田和之(藤田事務所)
逆エビ固め→ギブアップ
×ピーター・アーツ(オランダ)

<第14試合> ※IGFvsDREAM対抗戦
〇桜庭和志&柴田勝頼(DREAM)
フェースロック(レフェリーストップ)
×澤田敦士&鈴川真一(IGF)

<第15試合> ※DREAMフェザー級タイトルマッチ
〇高谷裕之(高谷軍団)
5R判定 3−0
×リオン武(シューティングジム横浜)

<第16試合> ※DREAMライト級タイトルマッチ
〇青木真也(パラエストラ東京/Evolve MMA)
5R判定 3−0
×北岡悟(LOTUS)

<第17試合> ※DREAMヘビー級
〇エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)
1R2分34秒 KO
×石井慧(アイダッシュ)