四国アイランドリーグPlusは1日、2012シーズンの各球団のホーム開幕戦の日程を発表した。シーズンの開幕は4月1日(日)。今季は07年以来、5年ぶりに四国4球団によるリーグ戦となる。前後期制を採用し、各チーム12試合ずつの総当たり制による計36試合で、前後期の優勝チームを決定。それぞれの優勝チームが年間王者の座をかけるリーグチャンピオンシップは9月下旬の予定だ。また昨季に続いて福岡ソフトバンク3軍と前後期に4試合ずつ定期交流戦を実施する。昨季はソフトバンクにリーグ勢は8勝29敗3分と大きく負け越しただけに巻き返しが望まれる。全日程の詳細は2月下旬発表予定だ。
 高知では待望のナイター照明設備が高知球場に完成し、早速、ホーム開幕戦はナイトゲームとなる。各球団のホーム開幕戦は以下の通り。

<4月1日(日)>
アグリあなんスタジアム 徳島−愛媛 13時
<4月7日(土)>
高知球場          高知−香川 18時
<4月8日(日)>
レクザムスタジアム    香川−高知 13時
<4月22日(日)>
宇和島市営丸山球場   愛媛−高知 13時

 各球団は新シーズンに向け、体制が固まっており、前年度年間王者の徳島は島田直也投手コーチが監督に昇格。元横浜の喜田剛氏が打撃コーチに就任した。高知は昨季まで東北楽天2軍を指導していた吉田豊彦氏が投手コーチに、09年のWBCで外野守備走塁コーチを務めた弘田澄男氏が球団アドバイザー兼総合コーチとなった。香川はソフトバンク2軍の守備走塁コーチに就任した前田忠節氏に代わり、リーグ初年度から6シーズン、主力としてプレーした近藤智勝氏が野手コーチに。NPB経験のない元選手がコーチとなるのはリーグ初のケースだ。愛媛は星野おさむ監督以下、昨年と同じ体制で臨む。