14日、リオデジャネイロ五輪バレーボール世界最終予選(女子)が東京体育館で開幕した。FIVB世界ランキング5位の全日本女子は、同21位のペルーをストレートで破った。日本は4大会連続の五輪出場に向けて好スタートを切った。

 

日本代表 3−0 ペルー代表

(25−23、25−10、25−14)

 

 日本は7カ国と総当たりで戦い、アジア4チーム(日本、カザフスタン、韓国、タイ)の中でトップになるか、アジアのトップを除いた7カ国のうち上位3チームに入ればリオ行きへの切符を手にできる。

 

 前回のロンドン五輪最終予選同様に東京体育館での開幕戦、日本はペルーと対戦した。第1セットはペルーの高さや勢いに押されて競った展開に。それでも長岡望悠の強打を軸に得点を重ねて25-23で振り切った。

 

 日本は第2セットに木村沙織、荒木絵里香という経験豊富なプレーヤーが躍動。スパイクやブロックで得点を奪い、25-10で連取した。第3セットも日本優勢のまま試合は進む。ペルーのミスもあり、日本は危なげなくこのセットも25-14で取った。エースの長岡が20得点を挙げる活躍で、3-0のストレート勝ちで開幕を飾った。