8日、ロンドン五輪選考会を兼ねた第88回競泳日本選手権最終日が行なわれた。この日決勝が行なわれたのは男子1500メートル自由形、男子50メートル自由形、女子50メートル自由形、男子100メートルバタフライ、女子200メートル背泳ぎの計5種目。しかし、いずれの種目でも派遣標準記録を突破することができず、個人での代表は誕生しなかった。男子100メートル自由形に続いて同バタフライでも優勝した藤井拓郎(KONAMI)は、400メートルメドレーリレーメンバーに入った。女子背泳ぎ200メートルを制した酒井志穂(ブリヂストン)は、派遣標準記録にわずか0秒13届かず、100メートルとともに五輪の切符を逃した。これで全種目が終了し、ロンドン五輪代表には男子13名、女子14名が決定した。
主な結果は次の通り。
<男子100メートルバタフライ・決勝>
1位 藤井拓郎(KONAMI) 51秒91
2位 松田丈志(コスモス薬品) 52秒37

<女子200メートル背泳ぎ・決勝>
1位 酒井志穂(ブリヂストン) 2分09秒59
2位 神村万里恵(セントラル成瀬) 2分10秒44