7月18日、後楽園ホールで行われた世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチでポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)に3−0で判定勝ちを収め、王座を獲得した内藤大助(宮田)が19日、都内の宮田ジムで記者会見を行い、同級3位の亀田興毅(協栄)を初防衛戦の挑戦者として希望する意向を示した。
 内藤は日本王者時代の04年、当時18歳だった亀田興に挑戦を呼びかけるなど、対戦を希望してきたが実現しなかった。内藤は「勝つ自信はある。正直言ってやりたい」と亀田戦に意欲を見せた。

 前王者のポンサクレック(タイ)側が2試合の興行権を持っており、内藤の初防衛戦は、年内に同級1位パノムルンレック・グラティンジム(タイ)とタイで対戦することが濃厚とされていた。内藤が亀田戦を実現するには、この興行権を買い取る必要があるが、実現すれば注目の日本人対決となる。