18日、世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチが東京の後楽園ホールで開催され、同級6位のチャレンジャー内藤大助(宮田)がチャンピオンのポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)に3−0で判定勝ちを収め、王座を奪った。
 内藤はポンサクレックに02年4月、05年10月に挑戦したが、いずれもKO負けと負傷判定で敗れていた。3度目の挑戦で悲願のタイトル獲得に成功。この結果、日本のジムに所属する現役世界王者は5人に増えた。

 内藤を2度退けていたポンサクレックは無念の判定負け。階級最長の17度守ってきた王座を手放した。