第3回WBC1次ラウンドは5日、A組とB組で試合が行われ、B組では前回準優勝の韓国代表の敗退が決まった。この日の最終戦では台湾代表に3−2と逆転勝ち。台湾、オーストラリアとともに2勝1敗で並んだものの、大会が定めたTQB(Team Quality Balance、攻撃イニングあたりの得点と1守備イニングあたりの失点の差)が他の2チームを上回れなかった。B組の順位は1位・台湾、2位・オーストラリアとなり、両チームが8日から東京ドームで始まる2次ラウンドに進出する。
◇B組
 姜正浩、意地の逆転弾も実らず(台中インターコンチネンタル球場)
台湾代表        2 = 001100000
韓国代表        3 = 00000003×
(台)陽耀勲−王鏡銘−羅錦龍−●郭泓志
(韓)張元準−盧景銀−朴煕洙−孫勝洛−○張ウォン三−S呉昇桓
本塁打 (韓)姜正浩1号2ラン

 コルデマンス、5回2安打無失点の好投(台中インターコンチネンタル球場)
オーストラリア代表   1 = 000000100
オランダ代表      4 = 13000000×
(オー)●ルジック−オクスプリング−ラッセル
(オラ)○コルデマンス−ベルクマン−バレンティナ−ボイド−Sファンミル
本塁打 (オラ)スコープ1号2ラン

◇A組
 ブラジル、逃げ切れず初勝利逃す(ヤフオクドーム)
ブラジル代表      2 = 010000100
中国代表        5 = 00000005×
(ブ)仲尾次−●ゴウベア−ビエイラ−金伏−ミサキ
(中)卜濤−孟慶遠−○呂建剛