第3回WBCは13日、2次ラウンド2組の試合が米国マイアミでスタートし、ドミニカ共和国代表と米国代表が初戦を勝利して決勝ラウンド進出に王手をかけた。両者は2次ラウンド突破へ15日に対戦する。ドミニカはイタリア代表に対し、初回に4点を失う苦しい立ち上がり。だが、3回と6回にソロ本塁打で追い上げると、7回に3連打から押し出し四球と犠牲フライで同点に追いつく。さらにネルソン・クルーズのタイムリーで勝ち越し、逆転勝ちを収めた。
米国はプエルトリコ代表と対戦し、初回にジョー・マウアーの二塁打で先制。その後も小刻みに得点を重ね、8回には満塁のチャンスでデイビット・ライトが走者一掃のタイムリーを放って試合を決めた。先発のジオ・ゴンザレスは5回無失点とゲームをつくり、以降も継投でプエルトリコ打線の反撃を1点に抑えた。敗れたイタリアとプエルトリコは生き残りをかけて14日に直接対決する。
◇2組
カノ、4試合連続の猛打賞で貢献(マーリンズ・パーク)
イタリア代表 4 = 400000000
ドミニカ共和国代表 5 = 00100130×
(イ)ダシルバ−プリエーゼ−●ベンディット−パネラティ−スウィーニー
(ド)ボルケス−セデーニョ−バルセロ−○ストロップ−カシーヤ−Sロドニー
本塁打 (イ)コラベロ2号3ラン
(ド)レイエス1号ソロ、カノ2号ソロ
ライト、計5打点の活躍(マーリンズ・パーク)
プエルトリコ代表 1 = 000000010
米国代表 7 = 10101013×
(プ)●M・サンティアゴ−A・サンティアゴ−デラトーレ−ロメロ−ベリオス−セデーニョ−フォンタネス
(米)○ゴンザレス−アフェルト−ペスタノ−シーシェク−ヘルナンデス−キンブレル