ボクシングのWBA世界フェザー級タイトルマッチが14日、インドネシア・ジャカルタで行われ、挑戦者で同級6位の細野悟(大橋)はスーパー王者のクリス・ジョン(インドネシア)と3R2分12秒負傷引き分けに終わり、王座獲得はならなかった。ジョンは同王座17度の防衛を誇る無敗の王者。細野は序盤から果敢に打ち合ったが、低い体勢で飛び込んだ際に頭がジョンの顔面に当たる。2R、3Rと続けざまに両瞼の上を負傷したジョンは流血がひどく、試合続行が不可能と判断された。細野は2010年、11年に続く3度目の世界挑戦も、“3度目の正直”はならなかった。