現地時間3日、世界体操競技選手権の個人総合決勝がベルギー・アントワープで行われ、内村航平(コナミ)が91.900点で、大会史上初の4連覇を達成した。通算優勝回数も3度で並んでいた女子のスベトラーナ・ホルキナ(ロシア)を抜き、最多となった。内村は決勝の6種目すべてで15点台をマーク。「予選と同様にミスが出なかったことが結果につながったと思う」と勝因を語った。また加藤凌平(順天堂大)が90.032点で2位。日本人選手が世界選手権で1、2位を占めたのは、05年メルボルン大会の冨田洋之、水鳥寿思以来、3度目となった。4日には女子の個人総合決勝が行われ、日本勢では笹田夏実(帝京高)と寺本明日香(レジックスポーツ)が出場する。
<男子個人総合決勝結果>

1位 内村航平(コナミ) 91.900
2位 加藤凌平(順天堂大学) 90.032
3位 ファビアン・ハンブッヘン(ドイツ) 89.332