現地時間6日、ベルギーのアントワープで世界体操競技選手権最終日が行われた。男子種目別決勝の平行棒で15.666点を出した内村航平(KONAMI)が金メダルを獲得した。日本人の同種目での金は具志堅幸司以来32年ぶり。さらに鉄棒で内村は3位に入り、銅メダル。個人総合銅メダリストの加藤凌平(順天堂大)は7位に終わった。内村は今大会、個人総合と平行棒で金、床運動と鉄棒で銅と、4つのメダルを手にした。床運動で金メダルを獲得した白井健三(岸根高)は跳馬で15.366点の4位と、2つめのメダルとはならなかった。一方、女子の床運動の予選でH難度の大技を成功していた村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)は14.466点で4位だった。