日本、韓国、台湾、オーストラリア、イタリアの計6チーム(開催地の台湾からは2チーム参加)によるアジアシリーズが15日、台湾・台中インターコンチネンタル球場で開幕した。日本シリーズ覇者の東北楽天は3チームによる予選リーグ初戦で台湾シリーズ準優勝の義大ライノスと対戦。楽天は中盤まであと1本が出ず、6回に1点を先制される展開だったが、7回、2死2塁から聖澤諒がタイムリーを放ち、同点に追いつく。続く8回には森山周のレフト前ヒットで勝ち越すと、西田哲朗、嶋基宏の連続タイムリーなどで義大を一気に突き放し、6−1で白星スタートを切った。楽天は17日にオーストラリア王者のキャンベラ・キャバルリーと予選リーグ最終戦を行う。
◇予選リーグ
 聖澤、2安打2打点の活躍
義大       1 = 000001000
東北楽天    6 = 00000015×
(義)グリーン−●陽建福−蔡明晋−陳煥揚
(楽)辛島−福山−○金刃−小山