アジアシリーズの予選リーグが17日、最終日を迎え、日本シリーズ覇者の東北楽天は台湾・桃園国際球場でオーストラリア王者のキャンベラ・キャバルリーと対戦した。楽天は2回、1死満塁のチャンスで小関翔太がレフト線を破る走者一掃の二塁打で3点を先制。続く3回も小斉祐輔のタイムリー、5回は相手のエラーで1点ずつをあげてリードを広げる。先発の永井怜は5回につかまり、3点を失ったものの、6回から登板した左腕の長谷部康平が3イニングをパーフェクトに封じ、さらなる反撃を許さない。8回にも西田哲朗のタイムリーでダメを押した楽天は6−3で連勝を収めた。予選リーグ1位通過を決めた楽天は19日に準決勝を行う。
◇予選リーグ
 小関、1軍初スタメンマスクで攻守に活躍
東北楽天    6 = 031010010
キャンベラ    3 = 000030000
(楽)○永井−長谷部−S小山
(キ)●モタ−K.パーキン−ワイズ−ベック−マシンガム