14日、第86回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が行なわれた。昨秋の明治神宮大会を制し、優勝候補の沖縄尚学は、3日目第1試合で報徳学園(兵庫)と対戦。また、6日目第1試合では昨夏の甲子園経験者が多く残る横浜(神奈川)と、東北大会覇者の八戸学院光星(青森)という優勝候補同士が早くも激突する。開幕カードは中国大会覇者で好投手・柳川健大擁する岩国(山口)と九州大会4強で強力打線の神村学園(鹿児島)。同日の第3試合には都立勢として初出場の小山台(東京)が登場し、投打ともに強さを誇る履正社(大阪)と対戦する。また、2日目第2試合には、22年ぶりの出場となる池田(徳島)と、21世紀枠で選出された海南(和歌山)との古豪同士、4日日第3試合には智弁和歌山と明徳義塾(高知)という甲子園常連校同士の好カードが組まれた。
 開会式での選手宣誓は抽選の末、広島新庄の中林航輝主将に決定した。大会は阪神甲子園球場で21日に開幕し、12日間の予定で熱戦が繰り広げられる。
 初戦の組み合わせは次の通り。

<第1日>
神村学園(鹿児島) − 岩国(山口)
福知山成美(京都) − 山梨学院大付
履正社(大阪) − 小山台(東京)

<第2日>
駒大苫小牧(北海道) − 創成館(長崎)
池田(徳島) − 海南(和歌山)
日本文理(新潟) − 豊川(愛知)

<第3日>
報徳学園(兵庫) − 沖縄尚学
白鴎大足利(栃木) − 東陵(宮城)
鎮西(熊本) − 佐野日大(栃木)

<第4日>
智弁学園(奈良) − 三重
関東一(東京) − 美里工(沖縄)
智弁和歌山 − 明徳義塾(高知)

<第5日>
広島新庄 − 東海大三(長野)
今治西(愛媛) − 桐生第一(群馬)
大島(鹿児島) − 龍谷大平安(京都)

<第6日>
横浜(神奈川) − 八戸学院光星(青森)