5日、2020年東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会は都内で評議委員会と理事会を開いた。評議委員会で大手広告代理店出身の高橋治之が新理事に選出された。これで理事は35人目。その後に行われた理事会では、組織委に助言する顧問会議のメンバー170人を発表。東日本大震災で大きな被害を受けた東北3県や首都圏の知事やプロ野球の福岡ソフトバンクの王貞治球団会長ら政財、スポーツ、経済、文化など各界から幅広く選ばれた。最高顧問のひとりで議長は、安倍晋三内閣総理大臣が務める。来年2月に国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック連盟(IPC)へ提出する大会開催基本計画の策定に向け、組織の拡充を図る。