29日、第21回バドミントン世界選手権大会5日目がデンマーク・コペンハーゲンで行われ、女子シングルス準々決勝で三谷美菜津(NTT東日本)がスン・ジヒョン(韓国)に勝利し、準決勝へ進出した。第16シードの三谷は、現在BWF世界ランキング15位。同4位のスン・ジヒョン相手に第1ゲームを9−21で落としたものの、第2ゲームを21−18、第3ゲームを22−20と接戦を制し逆転勝ち。三谷は前日の3回戦でも昨年女王のラチャノック・インタノン(タイ)を倒すなど快進撃を続けている。世界選手権は3位決定戦を行わないため、メダル獲得が確定。日本人同種目のメダル獲得は、第1回大会の湯木博恵以来37年ぶり2度目の快挙となった。その他の日本勢は、女子ダブルスの前田美順&垣岩令佳組(ルネサス)が準決勝へとコマを進めた。前田は末綱聡子と組んだ第19回大会以来3年ぶり2度目、垣岩とのペアでは初めての世界選手権表彰台が確定した。