28日、ベルリンマラソンでデニス・キメット(ケニア)が2時間2分57秒で優勝した。キメットは史上初の2時間2分台の世界記録をマーク。従来の記録は、昨年の同大会でウィルソン・キプサング(ケニア)の2時間3分23秒だった。2位のエマニュエル・ムタイ(ケニア)も2時間3分13秒と、これまでの世界記録を上回った。日本勢のトップは外丸和輝(トヨタ自動車)が2時間11分25秒で10位。女子はティルフィ・ツェガエ(エチオピア)が2時間20分18秒で制した。銅メダルを獲得した世界選手権後初のマラソンとなった福士加代子(ワコール)は2時間26分25秒の6位だった。