10日、日本サッカー協会はMF香川真司がジャマイカ戦で脳震とうを起こしたため、代表を離脱すると発表した。香川は前半に相手と接触した際、顎を打って口内を出血。一時、日本ベンチ前でピッチを出てメディカルスタッフに異変を訴えていた。それでも、その後は問題なくプレーを続け、後半45分にMF田口泰士と交代していた。ただ、協会広報によると香川はロッカールームに戻った時に「くらくらする」と話していたため、新潟県内の病院に直行した。香川はマンチェスター・ユナイテッドに所属していた8月の試合でも脳振とうを起こし、その影響で9月の代表招集を辞退しており、今回の代表離脱は大事を取ったかたちと見られる。