4日、福岡ソフトバンクは松坂大輔を獲得したことを正式に発表した。背番号は西武(現埼玉西武)、レッドソックス時代につけていた「18」に決定している。松坂は5日にも、福岡市内で入団会見に臨む。
 1998年、横浜高校エースとして春夏連続で全国制覇を達成し、翌年鳴り物入りで西武に入団したのが松坂だ。1年目から16勝(5敗)を挙げ、3年連続で最多勝を獲得するなど、日本球界きってのエースとして活躍した。

 2007年、ポスティングシステムでレッドソックスに移籍。同年、ワールドシリーズ制覇に貢献した。11年に右ヒジの手術を受け、翌年に復帰を果たす。13年にはメッツに移籍。今季は主に中継ぎとして34試合に登板し、3勝3敗1セーブ、防御率3.89。メジャー8年での通算成績は56勝43敗1セーブ、防御率4.45。

 9シーズンぶりの復帰となる日本球界で、34歳となった右腕がどんなピッチングを見せるのかに注目が集まる。