21日、スノーボードの世界選手権がオーストリアのクライシュベルクで行われ、女子スロープスタイル決勝は16歳の鬼塚雅(バートン)が92.50点で初優勝した。16歳3カ月での優勝は男女を通じて史上最年少。日本人がスノーボード世界選手権の金メダルを獲得したのは、2009年大会での男子ハーフパイプの青野令以来2人目の快挙となった。鬼塚は決勝2回目の試技で6人のジャッジ全員が90点以上をつける高得点をマークし、2位に3点差をつけての快勝だった。一方、男子の稲村樹(ムラサキスポーツ)は準決勝で6位となり、決勝に進めなかった。
<スノーボード・女子スロープスタイル決勝>
1位 鬼塚雅(バートン) 92.50点
2位 アンナ・ガッサー(オーストリア) 89.50点
3位 クラウディア・メドロバ(スロバキア) 84.25点