白鵬、独走で史上最多33度目の優勝 〜大相撲初場所〜

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 大相撲初場所は23日、13日目を迎え、横綱・白鵬が全勝を守り、5場所連続33度目の優勝を決めた。白鵬は先場所、大鵬の最多優勝記録(32回)に並んでいたが、これを更新した。白鵬はこの日、2敗で追っていた大関・稀勢の里を取り直しの末に下し、同じく2敗の横綱・日馬富士が敗れたため、2日を残しての新記録達成となった。
 白鵬の天下を象徴する33度目のVだ。
 今場所の白鵬は土俵際で突き落としをくらってヒヤリとさせられる内容もありながら、ただひとり白星を重ねた。その間に横綱・鶴竜、日馬富士、稀勢の里ら上位陣に土がつき、12日目を終えて、2差がつく展開になった。

 前の一番で日馬富士が鶴竜に敗れ、3敗に後退。偉業へ最後の関門は稀勢の里だった。過去には63連勝と43連勝をストップさせられた因縁の相手である。注目の結びは立ち合いから一気に白鵬が寄り立てるも、稀勢の里が小手に振り、両者がほぼ同時に西土俵に落ちる。行司軍配は白鵬に上がったが、物言いがつき、協議の結果、取り直しとなった。

 白鵬が「千秋楽のようだった」と振り返るほど、場内のボルテージが最高潮に達する中、注目の立ち合いは白鵬が左に変化し、相手を押し込む。稀勢の里はいなしから張り手をみせて逆襲したものの、白鵬はすぐに体勢を立て直す。そして強烈なおっつけで東土俵に押し出した。

 これで昨年の夏場所から5連覇を成し遂げた。10年春場所からは歴代トップタイの7連覇を達成しており、3月の春場所も制すれば、2度の6連覇以上で、これまた大鵬の記録に並ぶ。“角界の父”超えを達成した大横綱は、前人未到の領域で頂点に立ち続ける。
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