日本野球機構(NPB)は16日、東京ドームで3月10日、11日に開催される「GLOBAL BASEBALL MATCH2015」欧州代表戦に臨む日本代表(侍ジャパン)メンバー26名を発表した。昨年の日米野球に引き続いて藤浪晋太郎(阪神)、嶋基宏(東北楽天)、松田宣浩(福岡ソフトバンク)、中田翔(北海道日本ハム)、柳田悠岐(ソフトバンク)らが選ばれた他、松井裕樹(楽天)、又吉克樹(中日)、會澤翼(広島)、雄平(東京ヤクルト)の4名が初めて選出された。球団別ではソフトバンクがと広島が5名ずつで最多。昨秋の日米野球では1選手も選ばれなかった中日からも又吉と大島洋平が代表入りし、12球団によるチーム編成となった。
 一方、ペナントレース開幕(3月27日)2週間前に実施される試合とあって、各球団の開幕投手候補は軒並み、代表から外れた。日米野球に出場した金子千尋(オリックス)、前田健太(広島)、則本昴大(楽天)、大谷翔平(日本ハム)はメンバーに入らなかった。

 今回の侍ジャパンの陣容は以下の通り。

<監督>
小久保裕紀(元ソフトバンク)

<コーチ>
若田部健一(投手コーチ)、稲葉篤紀(打撃コーチ、元日本ハム)、矢野燿大(バッテリーコーチ、元阪神)、仁志敏久(内野守備・走塁コーチ、元巨人)、村松有人(外野守備・走塁コーチ、ソフトバンク3軍外野守備・走塁コーチ)

<投手>
牧田和久(西武)、井納翔一(DeNA)、澤村拓一(巨人)、松葉貴大(オリックス)、又吉克樹(中日)、西野勇士(ロッテ)、大瀬良大地(広島)、武田翔太(ソフトバンク)、藤浪晋太郎(阪神)、松井裕樹(楽天)

<捕手>
嶋基宏(楽天)、會澤翼(広島)、伊藤光(オリックス)、小林誠司(巨人)

<内野手>
松田宣浩、今宮健太(ともにソフトバンク)、銀次(楽天)、坂本勇人(巨人)、中田翔(日本ハム)、菊池涼介(広島)、山田哲人(ヤクルト)

<外野手>
雄平(ヤクルト)、大島洋平(中日)、柳田悠岐(ソフトバンク)、丸佳浩(広島)、筒香嘉智(DeNA)