※プレゼントの応募は記事末尾をご確認下さい。

 

二宮清純: アスリートが語るテングジャーキー、今回のゲストは福岡ソフトバンクホークス所属、球界の“熱男”こと松田宣浩選手です。よろしくお願いします。
松田宣浩: よろしくお願いします!

 

二宮: さすが、よく声が通りますね(笑)。今回は株式会社鈴商のイチオシ商品「テングビーフステーキジャーキー」を食べながら、昨年11月に行われたプレミア12のことや、ソフトバンクの強さについてうかがいます。
松田: 侍ジャパンメンバーとしてプレミア12の優勝や、盛り上げ役にまわるなど様々なことを経験しました。ぜひそのことを、話せればと思います。

 

二宮: ビーフジャーキーはお好きですか?
松田: 大好きです。ビーフジャーキーを食べるようになったのは、プロ野球選手になってからだったと思います。学生時代に食べた記憶はあまりないので、余裕のある大人の食べ物という印象です。

 

二宮: 4種のフレーバーを用意しています。では早速、「レギュラー」タイプから。
松田: レギュラー!? 野球選手には良い響きです。美味しいですね! もうひとついただいていいですか?

 

二宮: どうぞ。ニュージーランド産の牛赤身ももステーキ肉だけを使用し、それを国内でしょう油ベースのたれに漬けています。
松田: しょう油の加減も最高です。それに加えお肉の旨みと甘みが僕の好みです! これ、食べ始めると止まらないですね。もう1個いただきます!

 

二宮: 肉の旨みは、やっぱり3倍相当の肉を凝縮させているからでしょうね。まぁ、他のフレーバーもありますから、ゆっくり食べましょう(笑)。次は「50%減塩」タイプをぜひ!
松田: 「レギュラー」タイプと比べてお肉の味がわかりやすいですね。塩分控えめなだけあり、食べやすい。いやぁ、どちらも美味しいです。

 

 睡眠は12時間

 

二宮: 松田選手は今年で37歳になります。プロ入りして15年、長くトップパフォーマンスを維持するため、体調管理で気をつけていることは?
松田: 食べないとエネルギーにならないんですが、この年齢になると体重の増加が一番の問題になってくるんです。体重は常に意識していますね。

 

二宮: 毎日、体重計に乗る?
松田: はい。今のベスト体重は88キロです。食べたり飲んだりすることが好きなので90キロは超えないように気をつけています。体脂肪率は体重ほど気にしていませんが、いつも10%くらいですね。

 

二宮: 走・攻・守でハイパフォーマンスを維持するならば、ウェイトオーバーはさけたいですよね。食事は奥様が?
松田: はい、全て任せています。僕は好き嫌いがないので1回の食事ではたくさんの品数を食べます。だから、健康なんでしょうね。若い選手の食事を見ていると少し心配なことが……。

 

二宮: と、いいますと?
松田: 遠征先のホテルはバイキング形式が多い。僕は卓上にたくさんおかずを並べて食べていますが、若い選手の中には白いご飯とお肉だけで食事を済ませていたり……。

 

二宮: バランスよく、というのが松田選手の健康法ですね。
松田: 食事のおかげなのかシーズン中に風邪をひいたり、体調不良になったりすることがまだ1度もないんです。

 

二宮: そういった努力により、5年連続で全試合出場を達成されているのですね。食事以外で気をつけていることは?
松田: 12時間くらい寝るようにしています。

 

二宮: 12時間ですか!? 1回も目覚めない?
松田: トイレなどで起きることはありますけど、すぐに寝ます。12時間くらいベッドにいないと、パフォーマンスに影響が出てしまうんです。

 

二宮: ちょっと寝過ぎじゃないですか(笑)。
松田: コーチから「6~7時間くらい寝たら、ランニングした方が健康に良い」とアドバイスされたこともあります。ただ僕の場合、それだと体が持たない。“熱男”でいるためには、やっぱり12時間は寝たいですね(笑)。

 

二宮: アハハハ。さて、松田選手は第2回プレミア12の“世界一”メンバーです。特に声で侍ジャパンを盛り上げる姿が印象的でした。
松田: 過去にWBCに2度、プレミア12には1度出場しましたが全て決勝にコマを進めることはできず、今回でやっと世界一になることができました。最年長だったので、自分の立ち位置を考えて盛り上げ役に徹するべきだ、と。

 

二宮: 松田さんを中心に、チームの雰囲気もよさそうでした。
松田: みんなが“優勝したい!”という思いでひとつにまとまりました。それに、ラグビー日本代表の活躍も刺激になりましたよ!

 

二宮: 流行語にもなった「ONE TEAM」精神ですね。
松田: 競技は違いますが、あの盛り上がりには刺激は受けました。ラグビーの日本代表選手の戦いぶりは素晴らしかった。ラグビー日本代表の活躍の流れに乗って、僕らは優勝したいなと思いました。

 

二宮: チームメイトに檄をとばすことは?
松田: 檄をとばすシーンはなかったですね。試合中、監督・コーチが指示できない状況で僕が選手に補足的にアドバイスをする感じでした。あとはチームを盛り上げることを心がけていました。侍ジャパンのユニフォームは誰もが着られるものではない。勝利のため、試合に「出る、出ない」に限らず、自分ができることを実行しました。

 

二宮: 国際大会では初球から積極的に打ちに行くバッターの方が良い成績を残しやすいのでしょうか。
松田: その印象はありますね。ボールを見るタイプより、積極的に打ちにいって対応する方が国際試合向きかなと。

 

二宮: ストライクゾーンが審判によって違うし、ボールだと確信を持って見逃してもストライクと判定されてしまったり……。
松田: おっしゃる通りです。狙い球が来る前に自分に回ってきた打席が終わってしまう。今回、大会通算4割4分4厘、3試合連続ホームランを放つなど大会MVPに選出された鈴木誠也は積極的に打ちにいっていましたね。

 

 オールAよりも特A

 

二宮: さて、ソフトバンクのこともうかがいましょう。昨季、チームは3年連続日本一を達成しました。千賀滉大投手、甲斐拓也選手、周東佑京選手ら育成枠で獲得した選手が活躍しましたね。スカウトの眼がいいのでしょうか。
松田: 入団時は他の育成ドラフト選手たちとさほど、違いはなかったんです。彼らは数少ないチャンスをものにしたことに加え、共通点があります。

 

二宮: それはなんでしょうか?
松田: 彼らは一芸に秀でていますよね。強烈な武器をそれぞれが持っている。

 

二宮: 確かに! 千賀投手ならフォークボール、甲斐選手は強肩、周東選手は俊足。名前を聞けばすぐに長所がイメージできます。
松田: 育成から這い上がってくる選手は何かしら能力がずば抜けています。たとえば、走力、守備力、打力……などをABCでランク付けするなら、彼らは1つ“特A”がある。そこが監督から見ても、魅力的なんでしょう。

 

二宮: 昨季、支配下登録された周東選手は代走での出場が多かったですが、チームトップの25盗塁を記録するなど、勝利に貢献しました。バッテリーのタイミングをうかがって盗塁を決めるなど技術もブラッシュアップしました。

松田: この1年であれだけ走力に磨きがかかるとは、僕もびっくりしました。たった1回の成功体験が自信になり、盗塁が2個、3個……と増えていく。今季の周東を見ていて「スポーツにおいて、メンタルって大事なんやなぁ」と改めて痛感しました。

 

二宮: まだ試食していない「激辛」タイプは、ある意味“特A”ですよ。
松田: いただきます。あっ、辛いことは辛いですが使っているお肉が美味しいから辛さの中にも旨みが強く感じられます。そういえば、まだ試食していない「ホット」タイプもいいですか?

 

二宮: どうぞ。美味しいうえに、赤身肉のビーフジャーキーだから、たんぱく質が手軽に摂れますしね。
松田: それもありますね。あっ、これはペッパーが効いていて美味しい。テングビーフステーキジャーキーは噛み応えがあって、止まらないですね。どの味もお肉が良いから美味しいですよ!

 

二宮: 今年は東京五輪が開催されます。松田選手は侍ジャパンの貴重な戦力です。頑張っていただかないと。
松田: 僕は“4拍子”を高いレベルで頑張りたいと思っています。

 

二宮: 4拍子? 
松田: 走・攻・守・元気の4拍子です(笑)!

 

二宮: アハハハ。期待しています! 頑張ってください!
松田: ありがとうございました!

 

松田宣浩(まつだのぶひろ)プロフィール>
1983年5月17日、滋賀県出身。亜細亜大学卒業後、06年、大学生・社会人ドラフト会議にて希望枠で福岡ソフトバンクホークスに入団し、開幕一軍入りを果たした。11年、13年-19年と8度、三塁手としてゴールデングラブ賞を受賞。15年から5年連続でシーズン全試合出場を果たしている。NPB通算打率2割7分、1638安打、274本塁打、891打点。13、17年WBC侍ジャパンメンバー。15、19年プレミア12侍ジャパンメンバー。19年プレミア12では優勝に貢献した。身長180センチ、体重88キロ。

 

「テングビーフステーキジャーキー」4種のフレーバー

☆プレゼント☆

「テングビーフステーキジャーキー」4種のフレーバーを1セットにして、3名様にプレゼント致します。ご希望の方はこちらのメールフォームより、件名と本文の最初に「松田宣浩選手プレゼント希望」と明記の上、郵便番号、住所、氏名、年齢、連絡先(電話番号)を明記し、このコーナーへの感想などをお書き添えの上、お送りください。応募者多数の場合は抽選とし、当選発表は発送をもってかえさせていただきます。締切は2020年2月10日(月)。たくさんのご応募お待ちしております。

 

(構成/大木雄貴、写真/杉浦泰介)


◎バックナンバーはこちらから