現地時間28日、アーチェリーの世界選手権がデンマーク・コペンハーゲンで行われ、女子団体戦でロンドン五輪銅メダルの日本代表がベスト4に入った。今大会は来年のリオデジャネイロ五輪の出場枠が懸かっており、日本は川中香緒里(ミキハウス)、永峰沙織(長崎国際大)、林勇気(堀場製作所)のメンバーで臨んだ。1回戦で北朝鮮代表に5−1で勝利し、上位8カ国・地域に与えられる団体と個人3の出場枠を獲得。全日本アーチェリー連盟は、出場枠を獲得した選手をそのまま代表と定めており、川中は2大会連続2度目、林は2大会ぶり2度目、永峰は初の五輪出場を決めた。その後、日本は準々決勝で中国代表を破ったものの、準決勝でインド代表に敗れた。8月2日に韓国代表との3位決定戦を行う。一方、男子は1回戦で中国に4−5で敗戦。団体に関しては今大会で五輪出場枠を獲得を逃し、来年6月の五輪最終予選(トルコ・アンタルヤ)での出場枠獲得を目指すこととなった。