現地時間2日、水泳の世界選手権10日目がロシア・カザンで行われ、競泳競技が開幕した。男子400メートルフリーリレー決勝はフランスが3分10秒74で優勝。前回に続き、2連覇を達成した。中村克(早稲田大)、塩浦慎理(イトマン東進)、小堀勇氣(東京SC)、藤井拓郎(コナミ)のメンバーで臨んだ日本は3分15秒64で6位に入賞した。女子400メートルフリーリレーはオーストラリアが制した。日本は予選を内田美希(東洋大)、池江璃花子(ルネサンス亀戸)、山口美咲(イトマン)、松本弥生(ミキハウス)で組み、3分38秒47。全体9位で予選落ちだった。日本は男女ともに上位12カ国に与えられるリオデジャネイロ五輪の出場枠を獲得した。女子200メートル個人メドレー準決勝では渡部香生子(JSS立石)が2分9秒61で日本新記録をマークし、決勝に進出した。女子100メートルバタフライ準決勝はサラ・ショーストロム(スウェーデン)が55秒74の世界記録を更新した。
 主な決勝結果は次の通り。

<男子400メートルフリーリレー決勝>
1位 フランス 3分10秒74
2位 ロシア 3分11秒19
3位 イタリア 3分12秒53
6位 日本(中村、塩浦、小堀、藤井) 3分15秒64

<女子400メートルフリーリレー決勝>
1位 オーストラリア 3分31秒48
2位 オランダ 3分33秒67
3位 米国 3分34秒61
※日本は予選落ち