21日、日本陸上競技連盟(JAAF)は「JAAF ATHLETICS AWARD 2020」の受賞者をオンラインで発表した。年間最優秀選手賞にあたる「アスリート・オブ・ザ・イヤー」に1月のヒューストンハーフマラソン、12月の日本選手権・長距離女子1万mで日本記録を更新した新谷仁美(積水化学)が輝いた。優秀選手賞には10月の日本選手権男子110mハードル覇者で同MVPの金井大旺(ミズノ)、日本選手権・長距離1万mで日本記録更新の相澤晃(旭化成)、女子1500m&3000m日本新をマークした田中希美(豊田自動織機TC)が選ばれた。特別賞には株式会社アシックスが選出された。

 

 東京運動記者クラブ選出の新人賞は男子3000m障害で日本歴代2位の8分19秒37を叩き出した三浦龍司(順天堂大1年)、女子100mで日本歴代3位の11秒35を記録した兒玉芽生(福岡大3年)が受賞。JAAF選出は男子棒高跳びで日本高校新記録を樹立した古澤一生(前橋育英高3年)、女子5000mで日本歴代3位をマークした14分59秒37廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が受賞した。